髙田胤臣のタイ日記 第9回「タイ人の学校に通わせるのはダメなのか」 第4回「タイ人の学校に通わせるのはダメなのか」 就学期・学齢期の子どもたちを抱えてタイに移住した場合、考えなければならないのは、どこで教育を受けさせるか、だ。これまで日本人学校、インターナショナル校のメリットやデメリットを紹介してきたが、いずれも共通するのは「学費が高額になる」ことだ。もし、タイの学校に通わせたら...
髙田胤臣のタイ日記 第8回「インターナショナル校に通わせるのもひとつの手?」 第8回「インターナショナル校に通わせるのもひとつの手?」 家族とタイへの移住を計画するとき、子どもたちへの教育はしっかりと考えておかなければならない。いくつか選択肢がある中で思いつきやすいのは、インターナショナル校(以下インター)に入れることだ。日本人学校もタイ人から見ればインターになる。ほかにもシンガポールやフラン...
髙田胤臣のタイ日記 第7回「日本人学校に通わせるための条件とは」 第7回「日本人学校に通わせるための条件とは」 タイの日本人学校は実は名門校でもある。いまやタイ東部の港町シーラチャーにも分校ができるなど、生徒数は3000人規模と言われ、世界的に見ても一番大きい日本人学校になる。なにしろ、運動会は50メートル走において前の走者がゴールしないうちに次がスタートしないと終わらないくらいな...
髙田胤臣のタイ日記 第6回「外国人長期滞在者の子どもたちの教育にはどんな選択肢がある?」 第6回「外国人長期滞在者の子どもたちの教育にはどんな選択肢がある?」 海外移住あるいは長期滞在は、とりわけタイへとなると、これまでは単身者が多かった。家族帯同ケースは日系企業駐在員がほとんどで、実はそれもすべての人というわけではなく、半分くらいは単身赴任だった。 今は、特にバンコクなら頼れる日本人も多く、日本人...
髙田胤臣のタイ日記 第5回目コロナの恐慌対策など問題山積みなのに移住者が増えるワケ 第5回目 コロナの恐慌対策など問題山積みなのに移住者が増えるワケ 今回の連載の最後にタイになぜ日本人移住者が増加し続けるのかを、在住20年の目線から考えていきたい。タイにある魅力とはなんなのか。また、あまり語られることのない、タイ移住に向かない人の特徴を紹介したい。たとえば連載中に何度も言及している『タイランド・エリ...
髙田胤臣のタイ日記 第4回目 怖いのは言葉ができないこと? 第4回目 怖いのは言葉ができないこと? 近年、日本の若い人はあまり海外に興味がないという。日本と比較して外国はどこも治安が悪いという怖さもあるし、ネットなどで世界中の知識や情報を得られるからだ。実際に行って見るのと見ないのでは、経験として得られるものが全然違う。しかし、若者にいわせれば、言葉がわからないから現地に行っ...
髙田胤臣のタイ日記 第3回目「免許証、銀行口座開設……やることがいっぱいの移住開始時」 第3回目 免許証、銀行口座開設……やることがいっぱいの移住開始時 長期滞在・移住ともなると「ただ住まいを借りて暮らし始める」というわけにはいかない。大の大人が外国で長く暮らすとなると、いろいろな手続きが必要になる。また、やらなくてもいいけれどもやった方がいい手続きもあるなど、多少はメリット・デメリットを知っておかなけ...
髙田胤臣のタイ日記 第2回目「タイ移住にかかるコストはどれくらい?」 第2回目「タイ移住にかかるコストはどれくらい?」 日本のバラエティー番組などではいまだにタイの物価が安く、低コストで豪邸に暮らせるというようなことを前提に企画が進んでいることがある。はっきりいって、今やそんな時代ではなくなっている。タイも物価が上がっていて、正直に書けば、生活コストは日本よりもかかるのが現実だ。連載2...
髙田胤臣のタイ日記 第一回目「なにはともあれビザが大変」 「なにはともあれビザが大変」 かつて日本がバブル経済で景気がよかったころは、中国や東南アジア諸国から出稼ぎに来る人があとを絶たず、また滞在超過や不法就労をする外国人も少なくなかった。当時は日本のビザも厳しかったことがかえってそういった不法な外国人を増やした一端だろう。一方、90年代や2000年代初頭の東南アジアはビザ...