タイ移住

タイランドエリートに入会し、タイランドエリートビザを取得して、タイに移住や長期滞在をしようと計画中の方が増えているようです。

移住や長期滞在に関わる手続きを考えてみましょう。

移住の前準備

生活設計

まず、生活のシミュレーションをしてみましょう。

旅行して、自分にあった居住地を探したり、日常品を購入するスーパーを覗いたり、不動産の状況をネットで検索するだけでもある程度タイでの生活の様子は見えてくるでしょう。

毎月の生活費は生活レベルの設定で大きく変わってきます。

一時期TVで特集を組まれていたタイ貧乏生活というのは、バックパッカー的な生活で極端な例です。

住まいをどのレベルに設定するか、食事を日本食中心にするか、などで生活費は差が出てくることでしょう。

ビザ

タイに長期で滞在するためにはビザが必要です。

仕事でタイに行く場合は、ビジネスビザ、学校に通う場合は学生ビザ、観光目的の場合は観光ビザを申請します。

ビザにはそれぞれ期限があり、シングルとマルチプルがありますが、ほとんどがシングルで発給されているようです。

例えば、シングルの観光ビザの場合は60日となります。タイ国内で一回の30日延長が可能なので、最長90日滞在できますが、その後は帰国しビザの申請をし直さなければなりません。

観光ビザの場合、年間での滞在の制限があり、ビザの申請を繰り返しての長期滞在はできない場合がありますので注意が必要です。

出国前の準備

出国前には様々な準備が必要ですが、忘れがちなことがあります。

海外転出届け

1年以上海外に住む予定の場合、住民票のある自治体に届出します。
届出を出すことで国民年金の支払い義務は停止されますが、任意で継続を選ぶこともできます。

マイナンバー失効届

マイナンバーカードにも海外転出の記載がされるようで、帰国時には海外転出の記載のあるマイナンバーカードが必要になるようです。

パスポート

タイに入国するには6ヶ月(コロナ禍では1年)の残存期間が必要です。

印鑑証明

住所がなくなることで印鑑証明の取得はできなくなりますが、タイの大使館でサイン証明は受けられます。

タイで行うこと

在留届

外国に3ヶ月以上滞在する日本人は、最寄りの在外公館に在留届を出すことを旅券法第16条により義務づけられています。

TM30

タイ入国の際にはTM6という書式を提出し、ホテルにチェックインの際は提示します。

その後、アパートやコンドミニアムへ住所を移動した場合は、24時間以内に新住所をTM30という書式で入国管理事務所に報告しなければなりません。

TM30というのは外国人に住居を提供するタイ人が作成し提出する書類ですが、忘れる大谷さんが多いので注意が必要です。自己所有のコンドミニアムの場合は、自分(所有者)が自分に住居を提供する内容になります。

90日レポート

タイに居住する全ての外国人は90日ごとに入庫っ管理事務所に90日レポートの提出義務があります。
この90日レポートの際にTM30の提出がないと罰金が科されます。

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