旧メンバーシップ売買の注意点

タイ移住熱が高まる中、最近人気が出てきたのがタイランドエリートの旧メンバーシップの売買です。

では、旧メンバーシップとは何なのかをご説明します。

タイランドエリートスタート当初のメンバーシップ

タイランドエリートは2003年にスタートしたプログラムです。

アジア通貨危機で大きな経済的ダメージを受けたタイでは、アメージングタイランドという観光方針を打ち出し、外国人観光客やビジネスマンのの受け入れに力を注いでいました。その中の一つとして作られたプログラムが「タイランドエリート」です。

富裕層外国人のロングバケーションやビジネスマンの頻繁な入出国に便宜を提供するプログラムとしてタイの法律に基づいてスタートしたタイランドエリートは、販売当初は現在とはちょっと異なる内容でした。

スタート当初のメンバーシップとは

スタート当初のメンバーシップは特典も多く、かなり魅力的なものでした。

  • 入出国時VIP待遇
  • 無料リムジン送迎回数無制限
  • 無料ゴルフ年365回
  • 無料マッサージ年365回
  • 無料健康診断年1回

さらに、メンバーシップは生涯継続し、メンバー権の所有権移転も何度でも可能という内容でした。

旧メンバーシップの売買の現状

タイランドエリートのメンバーシップを販売開始当時に購入した初期メンバーは、タイでの生活も十分に満喫し、日本に戻ったり、各種の事情でメンバーシップを手放す方も増えてきました。

一方、タイへの移住を志す人々の間では、特典も多く、転売も可能な旧会員権が垂涎の的になってきました。

旧メンバーシップ人気の理由

タイに本格的移住を希望する方達にとっては、現状のメンバーシップよりも魅力的に感じる方も多く、旧メンバーシップの購入を希望する人も徐々に増えてきました。

生涯メンバーであること、売買の回数が無制限であることを考慮しますと、需要と供給の市場原理に基づき、その取引価格も徐々に上がってきましたが、購入希望者にとっても、将来的な販売機会を期待できる材料として、好意的に受け取られ、人気は上昇してきました。

旧メンバーシップ売買の注意点

新メンバーシップの入会の場合は、タイランドエリートを運営する国営企業に対して入会金を支払いますが、旧メンバーシップの売買は個人間の取引となります。

国営企業は、名義書き換え費用を受け取り、メンバーシップの購入者となる新メンバーの入会審査と、所有権移転の作業は行いますが、売買の取引には関与しません。

そのため、旧メンバーシップの売買は、知り合いとの間で行う場合を除いては、面識のない人物同士での取引となります。

また、購入者の入会審査にも数ヶ月の期間が必要になることもあり、時間も必要です。

その間、売買をどの様に行うか、代金の受け渡しをどの時点で行うかなど、決めなければいけない事柄が多くあります。

当然、外国人の旧メンバー売却の希望もあり、契約の方法が大きな問題点となります。

タイランドエリートインフォメーションセンター

タイランドエリートの正規代理店のタイランドエリートインフォメーションセンターでは、旧メンバーシップの売買を安全、円滑に執り行う仲介を行っております。

売主のメンバーIDからメンバーシップに附帯する特典や条件を確認し、買主からは手付金の預託を受けて、買主の入会審査、入会承認後の名義変更まで安心してお取引していただける様お手伝いいたします。

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