タイ移住とビザ
タイに移住を希望する方が増えています。
日本とタイとを行ったり来たりする方や、日本に海外転出届をしてタイに居住する方など様々ですが、その方法について少しまとめてみましょう。
ロングバケーション型
日本とタイ、あるいは諸外国に長期のバケーションで出かける方も増えています。
その場合は、日本での海外転出届などの手続きは不要ですが、海外でのビザや滞在上の注意点がいくつかあります。
タイの長期ビザ
タイに入国の際には、ビザなしでの入国も可能です。ビザなしの観光については、30日までの滞在が可能で、タイ国内で延長手続きを取れば最長60日までの滞在が可能です。
それ以上の滞在にはビザが必要となります。
観光ビザ、教育ビザ、就労ビザなど各種のビザがありますが、多くのビザでは60日の滞在が許可され、タイ国内で30日の延長手続きが可能になっております。
タイランドエリートビザ
タイランドエリートビザでは入国のたびに1年間のタイ滞在が許可されます。
5年間の期限で何度でも入出国が可能です。(通常、シングルビザでは期限内でも一回出国するたびにビザが無効になります。リエントリーパーミットを取得して際入国する方法もあります。)
全ての外国人に義務付けられた90日レポートも代行が可能です。
長期移住型
一定期間タイに居住し、納税もタイで行う方もいらっしゃいます。
その場合の流れについてかいつまんでご説明します。
海外転出届
一定期間海外に居住する場合は、日本で居住している役所で海外転出届を提出します。
この手続きを行うことで、住民税は掛からなくなります。
また、国民保険も加入義務は無くなりますが、任意で支払いを続けることもできます。
在留届
海外に3ヶ月以上滞在する日本人は、その国の日本大使館に在留届を提出しなければなりません。
タイでの確定申告
タイで就職する場合は、勤務する会社で手続きを行なってくれるでしょう。
ノマドワーカーなど、自営業の場合は個人で確定申告する必要があります。
タイにも日本人が関与する会計事務所はありますので、一度ご相談なさるといいでしょう。